「花より団子」ということわざがある。

私としては、更にこう言いたい。「団子を食うには花が要る


はっきりいって今回の東京湾花火大会の見物、花火はどうでもよかったのである。

今回、自分が主催した企画に、多くの仲間が旧店舗のわけ隔てなく

きてくれて、宴を楽しんでくれれば、セルフ・エスティームも株も上がるのだ。


そうなるはずだったが、旧〇町店派だけ人。。。

10人用に買った酒とつまみ。。。


・・・・・。


は、早く酒とつまみを消費せねば!!3バカを見ると、


なんと花火に見とれているではないか。

こんなときに馴れない風流を決め込まれてもこっちが迷惑である。


「さあさ、みなさん飲みましょー!」かつて所属した同好会飲みで培った飲ませテクを、今ここで使うときがきた。飲まされキャラであった事実を抹消し、ビンをかたむけると、


y曰く、「あたし、飲めないから」。


ハァ!? 「俗」を体現したようなyからそんな言葉がでるとは。


今更それはないだろ!! 次、同じ早稲田のf君。

「まぁ、へたれ女二人は置いといて、男同士、焼酎を飲み・・・」


「僕も・・・ダメなんで」。 


・・・・・・・・・??!!


君たち、何しに来たの?まさか花火を見に着たんじゃないよね

もーいいよ!一人麦焼酎を飲む。

炎天下取った陣地で5時間くらいまって夕立に汚れた姿を罵られ、役立たず扱い。あげくにこの3人が花火におセンチになっているとは!


一人ヤケ飲み。まずい流れである。イ、イカン。酒を消費(さ)せねば。


身はすでに酒食回収機構に堕した。


「mさん、僕の酒がのめないのですかっ!しょっぱいな~。へたれですね

そっか~僕の酒が飲めないんですね~。」これを3、4回


負けず嫌いなmは案の定、飲みだした。

「ハイ、かんぱーい。あ、カンパイは杯を乾かすと書きます。あれ、乾いてないな~。」

「マカーディア、ありますよ。小雪がCMでやってるやつ」

と全てを飲みに集中させる。ようやく3人、じが出てきた。自分は、もうグラグラである。


花火はそっちのけで、低劣な遊びを始める。二人でぽっきーを両端から食べる。前回、ほぼ同じ腐れ面子での飲みで、このアホどもは、「はい、あーんして」に興じていたが、そのとき自分はやつらの低劣さにあきれ、これに参加しなかった。


しかし、今回は自主的である。

「俗」の権化、yは私のぽっきーに食いついたが、mはガンひき。前回俺に仕掛けてきたくせに、何を今更。。。


花火は結局三分の一くらいしか見なかったような。別段、興味もなかったし、酒と食べ物を荷物にしないためにも、やつらに消費して貰わねばならなかった。